Q1.お参りの作法を教えて下さい。
Q2.ご祈祷を受けるのは大安がいいんですよね?
Q3.ご祈祷料や包み物の表書きは何と書けばいいの?
Q4.御祈祷料はおいくらですか。
Q5.お札(おふだ)の祀り方を教えて下さい。
Q6.いろんな神社のお札やお守りを一緒に持っていてもいいの?
Q7.古いお札やお守はどうすればいいの?
Q8.人形の供養をしてもらえませんか?また願掛けした千羽鶴などを奉納したいのですが。
Q9.身内に不幸がありました。お参りはいつまで控えたらいいですか?
Q10.八幡神社の氏子区域を教えて下さい。
answer1
Q1.お参りの作法を教えて下さい。
A.まず、手水舎で手を洗い、口をすすいで清めます。
次にご社殿の前まで進んだらまず浅く一礼し、鈴緒があるところでは鈴を鳴らしましょう。
鈴を鳴らすのは邪気を払ったり、鈴を自ら鳴らす(振る)事で神様の恩頼を授かる意味もあります
。
その後、二拝二拍手一拝※の作法で拝礼します。
神様には最初に感謝の気持ちや反省の思いを伝えましょう。
初めてお参りしたお社ではまず挨拶のみに止めます。
お参りが済んで帰る時に、もう一度、浅く一礼をして帰ります。
八幡社総本宮・宇佐神宮(大分県)や、出雲大社(島根県)では
二拝四拍一拝といって、柏手は四回打つところもあります。特に決まっている場合は、そのお社の作法に従いましょう。
お願いごとをしたら、成就した時や願意が必要なくなった時には”お礼参り” や
”願ほどき”が必要となりますので気を付けましょう。
※二拝二拍手一拝
まず二回深く礼をし、次に二回手を打ちます。最後にもう一度深く礼をします。
二礼二拍手一礼ともいいます。
※柏手(かしわで)ってなに?
神道では拍手(はくしゅ)の事を 柏手(かしわで)を打つ
と言います。
単に”拍”と”柏”の字を混同したという説や、手を合わせた時の形が"柏の葉”に 似ているから等の説が
あります。
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answer2
Q2.ご祈祷を受けるのは大安がいいんですよね?
A.神道において日の優劣はありません。
大安・仏滅などの「六曜(六耀)」は中国で生まれ、その起源は軍事戦略を立てる占いだったと言われています。もともとは現在の週(月・火・水…)を表す使い方をされており、宋の時代には時刻の吉凶を示す占いとなり、その後清の時代に日の占いに変化しましたが、その内容は現在とはかなり違っていたようです。
日本には鎌倉時代に伝わり、もともと賭け事の占いに用いられていましたが時代の変遷とともに読みや解釈も変化して現在知られる六曜の形ができ上がりました。江戸時代後期になってようやく民間の間で暦に記載され始め、明治の世になってから広く知られるようになりましたが、これは明治政府が何種類もあった暦の吉凶占いを根拠のない迷信だとして禁じた中で、何もないのは物足りぬとして六曜だけを認めた為です。これによって国民に「六曜は迷信でない」という解釈が広まり、世に浸透していきました。特に一般的に用いられるようになったのは大東亜戦争以降と、日本では比較的新しい慣習といえます。
“仏滅”という文字から一見仏教を連想させますが、これらはあて字で仏教とは関係なく、もちろん神道にも何の関係もありません。
仏滅だからといってお寺が仏事の日を変えるとか、神社が大祭を取りやめるなどといった事がないのをみてもおわかりかと思います。
ですから祈祷を受けたり参拝するのに、あまり六曜に振り回される必要はないでしょう。
※本家の中国では日の吉凶の算出方法が単純で意味がない、としてすでに使われていませんが、現在の我が国では広く一般的に浸透しており、生活にうまく取り入れて活用するのは決して悪い事ではありません。ひとつの“目安”としてお考えください。
(旧暦では月日と六曜は固定されていましたので、毎年まったく同じ配列でした。現在の暦(新暦)で毎年、月日と六曜が変動し神秘的になるのは、旧暦に当てはめて算出するからです。)
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answer3
Q3.ご祈祷料や包み物の表書きは何と書けばいいの?
A.下図を参考にして下さい。
おもて う ら
上記のどちらでも構いません。他に「御礼」や「御祈祷料」でも結構です。
祈祷料を入れるのし袋は紅白の水引のものをお使いください。
黄白の水引は神葬祭や年祭などに使用します。
水引は基本的には結び切りを使いますが、一般的な水引の使い分けに準じていただいて構いません。
(1回でよいお祝いには結び切り、繰り返してもよいお祝いには蝶結びを使う等の慣習)
氏名のところはご本人様のお名前を記入します。
(例)お宮参りなら、赤ちゃんのお名前を記入します。
法人・団体様の場合は、社名(団体名)、続いて代表者名(お入れになる場合) をご記入下さい。
裏側左下に金額を記入します。
*お酒など物品の場合は、「奉納」・「奉献」・「御供」・「御神前」など。
*神道式の場合「玉串料」は慶弔共に幅広く使用できます。
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answer4
Q4.御祈祷料はおいくらですか。
A.祈願内容、人数(団体の場合)によって変わります。
※下表に記載されていない祈祷は、お問い合わせください。
のし袋の裏に金額を記載してください。
御祈祷料一覧
祈 願 | 金 額(おひとり) |
初宮詣(赤ちゃんのお宮参り) | 10,000円 (双子様はお問い合わせください) |
安 産 | 7,000円 |
厄 除 | 7,000円 |
交通安全 | 7,000円 |
合格祈願 | 5,000円 |
七五三詣 | おひとり7,000円 2人きょうだい12,000円 3人きょうだい15,000円 |
病気平癒 | 5,000円 |
その他諸祈願 | 御相談ください |
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answer5
Q5.御札(おふだ)の祀り方を教えて下さい。
A.①神棚がある場合
新しい御札を入れて下さい。他の神社のお札と一緒におまつりされても構いません。
神棚に御札を入れる位置(順番)
① 神宮大麻(お伊勢さん)
② 氏神様(産土様)の神札
③
崇敬神社(氏神様以外)の 神札をお祀りします。
②.神棚がない場合
生活の中心となる部屋のタンスや設置した台の上に白い布か紙を敷いて清浄な場所を作って下さい。
方角はできるだけ南向きか東向きにおまつり下さい。
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answer6
Q6.いろんな神社の御札や御守を一緒に持っていてもいいの?
A.特に 問題はありません。
色んな神様を同時におまつりすると、よく”神様がケンカする”とおっしゃる方がいらっしゃいますが、神道は「八百万の神の国」でありますのでそういう事はございませんが、同じ願意で複数社からいくつも受けてくるのはあまり好ましくありません。
多くの御札・御守がひしめき合っていると、いつ受けてきたのかわからない とか、受けてきた事すら忘れてしまう等扱いも粗末になり、結局おまつりしている事になりませんので、ほどほどにという事です 。
色が変わったり汚損が目立つ御札・御守はほったらかしにせずお納めの上、新しいものをお受け下さい。
また、旅行のおみやげとして御守や御札を人に渡すのは迷惑になる事もありますので、頼まれたりしたのでなければ控えた方が良いでしょう。
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answer7
Q7.古い御札や御守はどうすればいいの?
A.神社・お寺にお納めください。
お受けになった神社(お寺)にお納め頂くのが本義ですが、遠方で簡単に参れない場合はお近くのおやしろにお納め頂いても結構かと思われます。
古札を納めるのは、ただ単に古くなったものの処分に困るから持って行く、というのではありません。
お受けになられた時の祈願に対するご加護に感謝し、お礼の気持ちを込めてお納めするというのが本来のかたちです。受けてきた神社やお寺に持って行くのが本義だというのは、こういった理由からです。
お納めになった後は必ず拝礼(お礼参り)してから帰りましょう。人に「ありがとう」を言うのと同じことなのです。
※特定の宗教・教団の冊子や小物類は、該当する施設に御相談ください。
なんでも受け入れられるわけではありません(お祓いしきれないものもあります)。
※当神社にお納めになる場合は拝殿の賽銭箱横と授与所カウンター下に納札箱(のうさつばこ)を
置いておりますので、こちらにお納め下さい。
古い神棚は、悪いものではありませんが念が入りますので御焼納料をいただいています。
必ず事前に御連絡下さい。
1,000円~10,000円(大きさや体数によって変わります)
※正月飾りを納められる方
しめ縄などについている、だいだい(みかんみたいなの)は燃えませんので、はずして来て下さい。
また、カビた鏡餅を置いて帰られる方がありますが、お餅は御守やおふだではありません。
おうちで処分して下さい。よろしくお願いします。
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answer8
Q8.人形の供養をしてもらえませんか?また願掛けした千羽鶴などを奉納したいのですが。
A.人形供養は行っておりません。
千羽鶴の奉納はお受けしていますが一定期間が過ぎますと御焼納いたします。
申し訳ありませんが御理解ください。
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answer9
Q9.身内に不幸がありました。お参りはいつまで控えたらいいですか?
A.ご自身からみた間柄で忌期間は変わります。
※配偶者の親族の場合は、表の日数の欄を一段ずつ上にずらして当てはめて下さい。
地域によって違いがあります。またご町内などで決まりがある場合もあります。
続 柄
忌 期 間
父母・夫・妻・子
50日
祖父母・兄弟姉妹・孫
30日
おじ・おば・甥・姪
10日
その他の親族
3日